御本尊  上品上生阿弥陀如来

宗派   真言宗智山派

住所   〒940-2501 

     三島郡寺泊町

     大字野積8991

電話   (0258)75—3441

HP

真言   おん あみりた ていせい

     から うん

御詠歌  山水の 深きみ山に

     在る程は 吾れもしばしの

     即身仏なり

 当山は江戸時代からミミイラ仏(肉身仏)弘智法印の安置されている霊場として有名。弘智法印は下総国で生まれ、長じて高野山に修行、後に弘法大師の遺跡の遍歴に出、各地を修行の後、越後に入った。弥彦神社に詣で、弥彦山の麓、不動ケ滝岩坂で一宇の草庵を建て仏道に励み、更に断食の行に入り、貞治二年(一、三六三)寂念として入定す。その形骸はミイラ化し西生寺の一角に御堂を建て安置。御本尊上品上生阿弥陀如来は純金仏といわれ行基菩薩作の阿弥陀如来像の中にお腹ごもりとして祀られた。