御本尊 大日如来(金剛界)
宗派 真言宗醍醐派
住所 〒957-0356
新発田市岡田1371の子
電話 (0254)22ー5239
HP
真言 おん ばざらだど ばん
御詠歌 朝日さす 光麗し 金剛の
冥加あまねき 法音の岡
当山は天平七年(735)聖武天皇の勅願により行基菩薩と印度の婆羅門僧正の両高僧により開創、弘法大師空海が北陸地方巡錫の砌当山にお立ち寄りになられ真言密教を布教せられたといわれる。貞觀 (863) ~寛治(1091)の間度重なる越後の大地震、大津波により堂塔伽藍は悉く破壊流失した。嘉承元年(1106) 越後国領主・城永基、当山を建立。しかし源平の合戦で平氏一族城氏は衰退、法音寺は佐々木三郎盛綱が再興、佐々木加地氏の祈願所並びに総菩提所となる。盛綱は法音寺の境内に主君源頼朝のために五輪の供養石塔を建立。これが新発田市指定文化財となっている。その後明治の廃仏毀釈の法難により廃寺となる。明治四十一年新住職入寺、住職信者一体となり再度の復興事業継続中。