御本尊  千手千眼観世音菩薩

宗派   真言宗豊山派

住所   〒949—3674 

     柏崎市大字大清水1502

電話   (0257)26—2379

     (0257)23—1189

HP

真言   おん ばざらたらま きりく

御詠歌  高きとて 登れば近し

     法の山 今日もたずねん

     おしみずの里

 真言宗の名刹、大泉寺は三階節で名高い”米山さん”のふもと日本海を見下ろす海抜200㍍の山頂、大清水の山頂にあって持統天皇の勅願寺として、泰澄大師の創建とされる。(平成七年に5㍍道路が国道から山頂までの2キロ2㍍完成)

 古くは八幡太郎源義家が参拝したとされ、歴代武将の尊崇を受けた。戦国時代には越後守護の上杉房能、国主の上杉謙信、その養子の景勝なども参詣し、武運長久を祈っている。現在の観音堂は室町時代末期の永禄二年(1559) の再建とされ桁行き3間、梁間4間、茅葺の禅宗様建築で、簡素な構造ではあるが再建以前の 形式や手法がみられる。明治三十九年に国の指定を受け、現在は 国の重要文化財になっている。

 境内には、県指定の飯綱神社、市指定の仁王門.木喰上人木額など数多くの文化財があり、また日本海の眺望も見事である。