霊場参拝や遍路修行は、各人の祈りや願いによって発願し、修行の途につく場合が多いと思います。その札所のご本尊様にはそれぞれのご誓願があり、そのご誓願に救われるためには、祈願文や経典を読誦することが一般的です。しかし多くの札所を短時間で巡拝しようとする場合、時間的な制約を受けることになります。その時には、お大師さまのご宝号「南無大師遍照金剛」と、ご自身の祈願だけでも良いと思いますが、当霊場として一通りの参拝の仕方をご紹介致します。