御本尊 毘沙門天

宗派    真言宗豊山派

住所  〒949—3662

    柏崎市笠島829—3

電話  (0257)26―2354

HP

真言  おんべいしらまんだや

    そわか

御詠歌 荒海を 我が身にかえて

    念ずれば 毘沙門座す

    笠島の海

 弘仁六年(八一五)、弘法大師は、四国御修行の際、伊与の国の安養院において毘沙良門天を御自ら彫刻し、御誓いを込められ開眼供養をされた。延宝八年 (1680) 三月、初瀬の僧•快意が、北越教化のためこの毘沙良門天を伴い当寺に足を止められた。日本海を眼下に一望する景勝のこの霊地こそが勝縁の地であると感得した快意は、当山三世住職となり、毘沙良門天を祈念した。弘法大師の御誓願による御霊像のご利益は著しく、因縁がありて参詣せし信者には、特別に諸々の福を与え、家内繁盛の利益ありとされ広く大衆の帰依を受け寺運は興隆した。